口座の準備も完了し、いよいよFXについて学ぶ土台ができました。
では2章に入ります。
注意
ここから4章までで現在の相場状況を判断するために単純移動平均線というインジケーターを活用します。
有名なインジケーターを活用して最も簡単に、シンプルに状況を判断できるように再現性を高くすることを意識しています。
これまでたくさんの手法を学んできた方はこれから記載する判断方法に似たものを学んだことがあるかもしれません。おそらく相場状況の判断については、他の様々な手法でも使っているインジケーターが同じであれば判断方法や設定は似た内容になってくると思います。
インジケーターの性質がそもそも共通なのでそこはご了承ください。
でも、これまでにお送りしたコンテンツの中で触れている大数の法則や金融リテラシーに関することなどをよく意識して改めて学ぶことで、以前とは違ったトレードができるようになるはずです。
その時その時の相場状況に合わせたトレード戦略を立てていくためには、
まずはじめに今の相場が上がっているのか、下がっているのか、レンジなのかを把握していかなくてはいけません。
この相場状況を把握するために使うのが、チャート上に表示させるインジケーターです。
僕はたくさんの時間を用い、数々のインジケーターに触れ、
それぞれのテクニカルのきまりを見てきました。
その中でも、相場の展開を柔軟に、そして的確に判断できるものとして
移動平均線(MA)
を使っています。
このMAが作る形によって今の相場状況というものを判断していきます。
流れが分かれば、その流れに合わせた具体的な戦略を立てることができます。
ではチャート設定に入っていきましょう。
MT4をインストールする |
まずはMT4というチャートソフトを使います。
(XM口座開設の時にMT5を選択した人はMT5を使います。)
スマホでも同じようにMT4が使えますが、iphoneやipadなどApp storeではつい最近MT4を新規ダウンロードできなくなっています。
ロシアへの制裁ではないかと噂されています。一時的なものであればいいのですが、今回は相場状況を分かりやすく説明するためということもかねて、画面の大きいパソコン版で設定していきます。
→つい最近iphoneでもMT4インストールできるように復活したみたいです!「スマホでやる場合」というのを簡単に追記していますが、もしわからなかったらLINEで聞いてください♪
まずはXMトップページからMT4をダウンロードします。
ダウンロードして開いたら、開設した口座でログインしてください。
ログインする際に出てくるサーバー情報は、XMからメールが届いていますのでそちらをご確認ください。
チャートを見やすくカスタマイズする |
- チャート画面が初期設定のままだと見にくいので、設定を変えていきます。
MT4の画面上の方にツールバーがあって、その中に「チャート」というボタンがあります。
そこにカーソルを合わせるといろんな選択肢が出てきます。
まずはもしチャート画面がロウソク足になってない人は「ロウソク足」というところを選択してチャートをロウソク足にしてください。
その他、赤枠のところは選択しておいてください。
さら下の方に「プロパティ」があるのでそこを選択します。
そうすると背景色などを変更する画面になります。
ここで以下のように設定してください。
背景色 ライトグレーやホワイトなど白系の色。
前景色 白系以外なら何でも。(価格帯の表記などなので濃い方が分かりやすいです。)
グリッド 背景色と違う色なら何でも。薄い方がいい。
上昇バー 黒系
下降バー 黒系
上昇ロウソク足 赤系
下降ロウソク足 緑系
それ以下のものはなんでもOK
ちなみに欧米では陽線と陰線の色が赤青が逆なんですが、日本では陽線が赤が主流です。
太陽とイメージがリンクしやすいですよね♪
スマホでやる場合
mt4のアプリの右下の歯車マーク→「チャート」→「カラー」でスキームを一回「bluck on white」にしてすぐ「custom」にします。(これでカスタムが白ベースになる)
そして下の色を変えていきます。上昇バーと上昇ロウソクを赤色、下降バーと下降ロウソクを青色にするだけでOKです。
3つの移動平均線をセットする |
移動平均線とはテクニカルチャートの一つで、価格の傾向や流れなど、相場の方向性を見る手掛かりとなります。
任意の期間の平均価格を計算してそれを線でつないだものです。
この移動平均線の期間を3種類用意します。
ツールバーの中の「挿入」をクリックした後「インジケーター」にカーソルを合わせるといろいろ出てきます。
そこで「トレンド」にカーソルを合わせて「Moving Average」を選択します。
するとパラメーターを設定する画面が出てきます。
移動平均線の種別は「simple」
適用価格は「close」です。
期間を20にして、スタイルの所をオレンジ色にしてください。
OKをクリックすると1本オレンジ線が出ていると思います。
これがMA20ってやつです。
同じ要領で、期間50を緑色、期間100を黒色で表示してください。
これで3本の移動平均線の設定完了です。
こんな感じになります。
スマホでやる場合
mt4のアプリでチャート画面の上部にある「f」マークをタップ→「メインウィンドウ」(またはf+)をタップで出てきます。
色はスタイルという所をタップで出てきて、「ピクセル」で好きな太さに変えられます♪
上の設定を定型チャートとして保存する |
これで完了なので、この設定を保存します。
「ツールバー→チャート→定型チャート→定型として保存する」の手順でできます。
これにより他の通貨ペアを表示する時にすぐこの設定を出すことができます。
スマホは自動でなってます。
保存したら、新しいチャートを出してみましょう。
MT4左上あたりにある緑のプラスマークをクリックします。
そうすると通貨ペアがいくつか出てきます。
下のほうのForex2というところにさらに通貨ペアが隠されてます。
今回は試しにAUDJPYを選択してみます。
そうすると、さっきのチャートが消えたように見えますが、実はこれは後ろに隠れています。
下の画像の赤枠の部分をクリックすると複数のチャートが分割して表示されます。
こんな感じで整理されます。
ここでさっき定型として保存したものの出番です。
黒いチャート上で右クリックして「定型チャート」を選択すると、選択肢の中に先ほど保存した名前が出てきます。(ここでは「ROMのチャート」)
ROMのチャートをクリックするとこちらも一発で先ほど設定したの同じチャートになります。
この方法を使って複数の通貨ペアでチャートを表示させておきます。
時間足はチャートの少し上のところで変えることができます。(下の画像の上側の赤枠)
大変お疲れさまでした。
設定が終わったら、間違いがないか確認してください。
あってるか不安な方は「やってみたよ~」ってLINEいただけたら確認させていただきます。
その場合は以下のフラッシュFX専用の公式LINEにご連絡よろしくお願いいたします!
明日からはこのチャートを使って、今現在の相場状況がどのようなものなのかをぱっと見で判断する方法をお伝えしますね!